7話 居残り(夏休み)

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「まだなんだ」 「何で知ってるの?」 五藤君が知るはずがないよ。 あの場には私と智基しかいなかったんだもん。 「そりゃ分かるよ。あんだけ仲良かったのがいきなり話さなくなってたし」 「…ああ」 ちょっと納得する。 五藤君に言われて考えてみれば、あれからまともに話してない。 まあ、私が避けてるだけなんだけど…。 「白川」 「ん?」 ボーッと考えていると五藤君に話しかけられる。
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