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「何があったの?俺でよければ聞くけど」
「ありがとう。…でも大丈夫だよ」
五藤君には言えない。
でも、またあの時の事を思い出す。
見てしまった。
「智基」優しい声で呼ぶその女の子と話してる所…。
その時の智基の表情はとても幸せそうで見たことなかった。
顔は分からなかったけど、きっとあの子が智基の好きな子だ。
…あの子の代わりにしてほしくなかった。
そんな気持ちで、智基を思いっきり怒鳴った。
別に智基が悪い訳じゃないのに。
あのモヤモヤした気持ちは何?
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