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「うん」
そう言って私は家を出た。
…ってゆうか、話って何だろう?
でも、久しぶりに智基と話せるから嬉しかったりする。
たぶん待ってたんだよ。
智基から話しかけてくれることをずっと…。
バシッ
「った」
急に私の頭に重たい物が乗る。
「はよ」
「五藤君…。おはよう」
「そんなに痛かった?」
「うん。何入ってるのさ」
「筆記用具」
「少な!!なのに何でそんなに固いの?」
かなり痛かったけど…。
「そう?」
五藤君は自分の鞄を叩いて、固さを確かめていた。
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