8話 追試は告白の始まり?

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…智基SIDE… 「そろそろか」 制服を着て、俺は玄関へと向かう。 もうすぐ琴の追試が終わる。 その前には屋上に行かねぇとな。 歩いてる途中、夏休み前の学校を思い出した。 「源川」 そう言って、俺のクラスに来たのは五藤だった。 「何?」 素っ気なく言えば、少し睨まれる。 「ちょっと話あるんだけど」 「わかった」 俺は、すんなり五藤に着いていくことにした。
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