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…智基SIDE…
「そろそろか」
制服を着て、俺は玄関へと向かう。
もうすぐ琴の追試が終わる。
その前には屋上に行かねぇとな。
歩いてる途中、夏休み前の学校を思い出した。
「源川」
そう言って、俺のクラスに来たのは五藤だった。
「何?」
素っ気なく言えば、少し睨まれる。
「ちょっと話あるんだけど」
「わかった」
俺は、すんなり五藤に着いていくことにした。
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