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「今回は君車に跳ねられて悲惨な最後だったよ」
「あー、最悪…せっかく夢に向かって頑張ってたのにさぁ…今回の僕は結構楽しかったのに…」
確か大学の入試会場に行く途中だったかな。あわててたらうっかり、ね。
「まあしょうがないよ。君が今の君だった以上はそうなる運命だったんじゃないの?」
「…あいかわらず適当だなぁ…」
男は僕との会話を楽しんでから、いつもの決まり文句を言った
「それで?今度はどうする?まだ輪を廻るか、それとも…はずれるか」
僕が一生を終える度にやってくるこの難問。僕は毎回のように悩んでしまうんだ
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