一章 骨の国

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『着いたー!ボニアス!ぼにあす!ぼにあーーすじぇっとォォオオオオ』    今ならあの蒼空を飛べる!といった勢いでキラキラと目を輝かせ回転ジャンプを繰り出すひなとそれを見守る仲間たち。    そんな一団に金髪の男性が近づいてくる。  頭の上にはGNR:[コーミ]。GNRとは、general(一般的)の略。つまりはこの国に案内人として置かれている一般ユーザなのだ。   『こんにちは、旅人さん。案内人のコーミです。よろしくお願いします』    そう言ってニコッと笑った。まさにニコッだった。ニコッがぴったりなのだ。だからニk(略)。    それから4人は骨の博物館に案内され、食事をとり、建物を見学して回った。   『とくにイベントは起きないな』    5つの中からひなが厳選して選んだ宿の中で、冬護が切り出した。    
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