『呪』われた館

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住宅街からほんの15分ほど歩いた山の中にある空き家。 いつからそこにあるのか誰が住んでいたのかも分からないその館には、 お化けが出るという噂があった。 俺と卓郎、剛、美香の4人は、面白半分でその館に足を踏み入れた。 「中は思ったよりきれいだな。」 「お、おい…もう帰ろうぜ…」 「何だよ剛、ビビってんのか?」 ・・・ガシャン その時、何かが割れる音がした。 皆が一斉にその方向へと体を向けた。
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