『呪』われた館

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2階。 ここには部屋は6つ。 Hを横に向けたような構造になっていて、 北東の方向に1つ、北西に2つ、南西に1つ、南東に2つそれぞれ部屋があった。 そのうち入れるのは3つだけで、 北東の部屋と北西の北側の部屋、南東の南側の部屋だ。 南東の部屋をのぞく。 誰もいない。 続いて北西の部屋。 ここにも誰もいない。 「皆どこにいったんだ…」 そして、北東の部屋。 一見、特に変わった物はないし、ここにも誰もいない。 「もう少し詳しく調べてみるか。」 そう思い、部屋の奥にあるタンスに近づいた、そのとき。 ガタガタ・・・ タ、タンスが振動した?そんな馬鹿な・・・ 俺は恐る恐るそのタンスを開けた。 その中には・・・
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