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4月。
あたしは今緊張とワクワクした気持ちで桜並木を歩いてる
温暖化のせいといわれてる桜の早咲きを見ながら。
よく卒業式で
『満開の桜の中、私たちは入学しました』
なんて言葉を使うけど
あたしたちは使えないなぁ
だってもう散りかけてるもん
なんて事をおもいながら今日から通い始める学校の門をくぐった
校門を入るとみんなが集まっているところへ行った
みんな新しい制服でウキウキしてる
「…えっと…青木…は…」
みんなが集まってみていた掲示板で自分の名前を探す
「…青木…青木…
あっ!あっ…「やったー!!
高校もまた同じクラスなんて!
それもまた前後~
あたしたち運命だね!
小夜っ♪」
「みーちゃん!おはよう!
いつからいたの!?」
「ん?今さっき♪」
あたしの隣にいるこの女の子は
朝倉 美紀ちゃん
通称『みーちゃん』
中学から同じ学校だったの!
大親友なんだっ♪
みーちゃんはすっごく美人さん
「ここだよ、一年C組」
みーちゃんの言葉にあたしは緊張しながら教室に入った
最初は緊張してみんな口数も少なかったけど入学式もおわり下校するときには次第に話しをするようになった
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