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ちゃんー…
しょうちゃんー…
行かないで
ねえ、待ってよ
置いてかないで…
しょうちゃんっ!!
(ゴン)
いてっ
「って、夢かあ…」
痛みによって現実に
引き戻された
どうやら私は夢を
見ていたようだ
優しくて暖かくて
幸せだったあの頃のー…
「もう、いい加減忘れなきゃなあ…」
そう1人で呟きながらもまだあの夢の中にいたいというのが本心だった
“しょうちゃん”は
私の中で特別な人
だったから
全て初めての人
だったから…
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