プロローグ

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「いかがいたしましたか?」 不機嫌そうに言ってみた。 「まあまあそんな今からそんな顔することもないじゃろう?」 『今から』ってやっぱりロクでもないことなんですね。 「まあまあ お話だけでも。 そこに座りなさい。」 どこの保険屋ですか…。 「マモルよ…」 言い忘れたが俺の名前は水瀬マモルだ。 西九条高校に通う普通の高校せ 「余計なモノローグを挟むんじゃない! あー…マモルよ。」 怒っちゃったよ… 「なんでしょうか。じい様。」 じい様は窓の外の空を見上げながらこう宣いやがった。 「お前は…美少女が好きかね?」  
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