レンアイ

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雨の日に 日頃から仲良くしていた 4人組でいつものカラオケに行った 声がかれるまで騒いだ。 それはもう 飛び回るわ抱きつくわの 大惨事だったのだけれど。   まぁいつものことだ 時間が終わると精算へ 一人5時間700円 ん~とってもリーズナブル。 「今日も声潰れたね~」 「いつものことだからね」 店員のお姉さんと いつもの談笑をして バイバイする。   いつもの日常が終わった… と思いきや 「ん?携帯が…ない…アレ?」 携帯依存症のはずなのに 携帯をカラオケに放置プレイ… いや、忘れてしまったのだ。   とりあえず友達の携帯から カラオケに電話を----- 出たのはいつものお姉さん 『忘れた』と伝える前に 「りゅうくん携帯忘れたでしょ」 突然言われ笑ってしまった。 腰砕けだ。 「取りに行くから預かってて」 「ん~あたしもうバイト上がるから     もってきてあげようか?」 ありがたい。 ぜひそうしてもらおう。 ということで友達と別れ 待ち合わせの場所へ。   いた、あの車だ。 私服のお姉さん …初めて見るなぁ。 「よっ!!ドジドジりゅうくん」 「そこまで言うかぁ!?」 「ほらほら早く乗る!!濡れるよ」 「えっ?あ~…おう」 どこ行くんだろ? 「ご飯食べいこっ!!もうペコペコ」 あ~そおいうことか…
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