解放

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彼女のノ-トには、とても整った綺麗な字でそう書いてあった。 しかしながら、 彼女の突然なコンタクトにどう対応すれば良いのかがわからない。 筆談か?? 「…でも」 と言いかけて俺もノ-トに視線を落とした。 軽いシャ-プペンシルが紙を走る音。 『でも、キタデさんはどうするの??』 『私は大丈夫です(≧∇≦) もう一本待ってます!!』 『待→×  持→〇』 『Σ』 『笑』 ――そんなやりとりが25分。 授業を終わらせる音が響いた。  
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