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ツヴァイ…いや、白猫は目を瞑り手を合わせ、再び気を集中させている。
レン「時が経つのを待てる程、俺は立派じゃないっ」
ツヴ「うるさいうるさいうるさい~!!集中出来ないじゃないかっ」
ツヴァイは俺の言葉で気が散るのか、目を瞑ったまま眉を顰める。
レン「ツヴァi「後少しなんだから、静かにしてろっ!!」」
ツヴァイは大きな声で叫ぶ。
……何で。
何でツヴァイは何も応えてくれないンだ……
ツヴ「もう少し、もう少し…」
ツヴァイをよく見ると、体が小刻みに震えていた。
そんなツヴァイを見て、俺はツヴァイに歩み寄り、後ろから優しく抱き締めた。
ツヴ「……ッ!!?」
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