第三章 桜舞うトラベル

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そういえばのりで風呂入っちゃったけど、パジャマも何も持ってきてないぞおれ。 しょうがない制服をまた着るか。 着替えようとしたとき、ふとお客様用と書かれた棚を見つけた。 準一(なんだなんだ) 俺は棚を開けてみた。 そこにはパジャマやら歯ブラシやらパンツまで入っていた。 準一(ここは旅館だね) 俺はそれらをありがたく使わせてもらう事にした。 さすが片桐家、えらく着心地がいい。 俺は暖簾をくぐり、廊下に出た。 優姫はまだ来てないようだ。 ふと廊下には、マッサージチェアが置かれていた。 準一(完璧に旅館です)
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