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そういえばのりで風呂入っちゃったけど、パジャマも何も持ってきてないぞおれ。
しょうがない制服をまた着るか。
着替えようとしたとき、ふとお客様用と書かれた棚を見つけた。
準一(なんだなんだ)
俺は棚を開けてみた。
そこにはパジャマやら歯ブラシやらパンツまで入っていた。
準一(ここは旅館だね)
俺はそれらをありがたく使わせてもらう事にした。
さすが片桐家、えらく着心地がいい。
俺は暖簾をくぐり、廊下に出た。
優姫はまだ来てないようだ。
ふと廊下には、マッサージチェアが置かれていた。
準一(完璧に旅館です)
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