第④章

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―――嘘つき たしかに聞こえた馨の声 そうか 生理だからって断った馨からの誘い もう遅い 嘘がばれたなら弁解しようもない セッ〇スのせいにするわけじゃないけれど 何も考えられない この快楽によって 馨にすべてまかせて…… その時 馨が云った言葉が私を現実に戻した 「中でだすよ」 私の腰をぐっと引き寄せ パンパンと 私と馨が重なる音 「馨………やめ」 いきなりで抵抗すらままならない 「愛してるよ」 ほらね愛 愛してるの言葉 ロクな事にならないじゃない?
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