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ユキと合流して他愛もない話をしながら、とりあえずキャプテンの事を切り出す。
「…キャプテンに、ユキの事聞かれたんだけど、知り合い?」
「うーん、知り合いと言うか…今日、体育館に行く前に廊下でぶつかったんだ!」
ユキのその言葉を聞いて、思わず笑みが零れる。
なんだ。
ただ、今日会っただけかよ。
「相変わらず鈍くせーの!」
ユキにそう軽口を叩く。
良かった…
そう、安心している自分がいた。
ん?
なんでオレはこんなにホッとしてんだ?
…よく分かんねぇ。
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