雷~幼児期

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そんな事は全く知らない羅威は今日も祖父母の家で退屈に過ごしていた。 羅威「あぁよく寝た。あら…もう10時か(汗) この時間じゃ瑠璃姉ちゃんは学校行ったし、お爺ちゃんも仕事行ったよね。もっと早く起きれば良かった。」 取り合えず洗面所で顔洗う事にした 祖母「羅威お早う、珍しく起きるの遅かったね。」 羅威「お婆ちゃんお早う。朝全然起きれなかったよ~。瑠璃姉ちゃんにも合えなかった…」 祖母「まぁ、今日は早く帰ってくるみたいよ。」 羅威「わーい」 祖母「ホントに瑠璃華の事大好きなのね(汗)」 羅威「だって優しいもん。他に遊んでくれる人いないし。」 祖母「たまには友達とも遊んで来たら?」 羅威「む~~、また今度。ちょっと庭で遊んで来るね」 祖母「気を付けなさいよ。」  羅威は庭へ駆け出した。  この家はかなり広く、庭には大きな木が生えている。 羅威はそこの木陰で遊ぶのが好きなのだ。 木には沢山の昆虫がやって来るので虫取り網で採集してみたりも時々する。 羅威「今日も何か捕まえようかな。捕まえたら瑠璃姉ちゃんに見せてあげよっと」
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