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(捕まちったか…、しゃーねぇなぁ…。)
さっさと帰らなかった自分を悔やみながら、レポート室に向かう。
「さっさと終らせて帰るか…。」
自宅に帰宅しても、特にする事はないのだが、学園と言う場所が嫌いな明仁にはとって出来るだけ早く学園から離れたかった。
「うっし、終わりっと。」
元々、残りのレポートが少なかったのですぐに終らせた事が出来た明仁は足早に帰路に着く。
明仁が去ったレポート室は静寂に包まれてた。
その時、レポート室のドアが突如に破壊される。
「<リンクス>、どこだ…。」
「あまり派手に壊さないでよ。それに<リンクス>は複数人いる。そう焦らなくても、じきに楽しめるわ」
女が言うと二人組の男女はまたしても姿を消す。
再び静寂を取り戻したレポート室は異様な空気に包まれていた。
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