恋文

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  君想い眠れぬ夜は 何を思い眠りにつこう   どうしようもないほどのこの感情が 私の心に住み着いてから   どれだけあの太陽は巡り続けただろう     月が見守る夜には君も月を見ていると信じ 何度空を見上げただろう   これほどの愛しき心、君に届くように 君に手紙を贈ろう   こんな陳腐な言葉連ねるだけでは この想い全てを君に伝えられない   だけど、伝えよう   君想うこの事実だけは、君に――  
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