~序章~

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ここは、賑やかな商業都市ラルドーフ。 都市と言っても、どちらかといえば、村に近いかな。 そして、平和の象徴としても有名なんだ。 あー、もう。平和過ぎて眠たくなってきたよ。 じゃあ、仮眠取っちゃおうかな。 おやす・・・ー バンッ! ? 「そ、村長! た、大変です!」 村長 「ムニャ、もう食べれないよ・・・」 ? 「・・・」 「そーんー長ーー!!」 入ってきた人は、村長の耳元で叫んだ。 村長 「ふぁっ、もー、何だよ。人が折角気持ち良く眠っていたというのに。」 村長は、まだ寝足りないようだ。 ? 「なんで仕事中に寝てるんですか。」 入ってきた人は、怒りをできるだけ押さえながら、問いかける。 村長 「だって、眠いんだもん。」 ? 「人が仕事してるときに・・・」 村長 「それよりも、君は僕に用があるんじゃないのかな。リーラさん。」 村長は、先程とは比べ物にならないくらいに、しっかりとした目つきで彼女をみる。 リーラ 「実は・・・ーー」
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