乱反射の中に潜む涙

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君の声色がどんなだったかは、あまりの怒りとか、戸惑いとか、そんなもので全く分からなかった。 だって残酷だろ? 鈍器で殴られたような鈍い痛みが頭の中を駆け抜けた。 君の一番近くに 君の隣に ずっと いたいと 願っていた 君の強さも弱さも 分かりたいって 思っていた だって 君が 好きだから  
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