13人が本棚に入れています
本棚に追加
自分の前で泣いてくれないことに悔しがってる自分を、ずっと知られていたなんて、本当……情けなさ過ぎる……
「っ……自分の、馬鹿ヤロウっ……!!」
想像したんだ
君が過ごす毎夜を……
誰もいない静かな夜に
だんだん、力が入らなくなっていく手とか、出にくくて枯れそうになる声とか
嫌でも感じるモノがあったかもしれない。
小さな変化が、自分にしか分からない変化。
誰にも言わず、誰にも言えず。
それでも
笑顔でいることを望む君。
精一杯、君の痛みを考える。
君の苦しみを想像する。
でもやっぱり、全てを知ることは決して出来ない。
最初のコメントを投稿しよう!