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「……明日はね、そうだなぁ。プール開きの話しが聞きたいなぁ」
「あぁ、分かった」
「……ありがとう」
「ん……」
「じゃあ、また明日ね?」
もう一度部屋に戻ってきた俺と咲はまた、たわいもない話しをした。
いつもより一時間遅い帰りの時間。
最後に咲は笑って俺に手を振った。
それに返すように、俺は小さな笑みをみせる。
君のために出来ることは、なんでもしよう。
君が笑っていられるなら。
本当言えば、プールの一つぐらい持ってきてやりたいよ。
そしたら君は思いっきり笑ってくれるんだろう?
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