13人が本棚に入れています
本棚に追加
次の日
紫亜「悪いけど私は今日仕事だから迎えに行けないの。だから私の代わりに迎えに行ってあげて」
秀一「言われなくても♪」
チャリ、と秀一は車のキーを持った
剛「兄貴、もうすぐ時間」
秀一「ぉ!?やべ!!急げ剛!!」
剛「言われなくとも」
こうして二人は空港に向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
飛行機内
一人音楽を聴きながら窓から外を眺めながら微笑む美少女がいた
奏「………ただいま、JAPAN」ボソッ
彼女が乗っているのは自家用機……と行ってもこの飛行機は彼女の兄、秀一が彼女が中学に上がると同時に留学が決まった為に彼女の為だけに贈られた機体だ
彼女のいる部屋の扉が開いた
執事「失礼します。お嬢様、まもなく着陸体制に入るそうなのでシートベルトをお締めください。」
奏「はぁい。奏太、二人の時は奏、て呼んで、ていつも言ってるでしょ。後敬語も」
執事「はは、そうだったね。ごめんね、でもこうでもしていないと奏の近くに近寄っちゃいそうだからさ(苦笑)」
彼は執事の奏太。
私がアメリカに住み始めて間もない頃に街を歩いてた時に道の端っこにいた奏太を見つけた。彼は一人だった。男、に少し戸惑ったものの私は彼を拾い、名前も無かったみたいなので私の名前から取って奏太にした。
それでも、やっぱり、奏太でも近くに来たら拒絶しちゃう。。。
治さなきゃなぁ…
最初のコメントを投稿しよう!