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その頃の空港
秀一「奏はまだかなぁ~♪」
剛「…後5分」
二人はソワソワしていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー5分後
奏達は飛行機を降り兄弟の所に向かっていた
奏「………あ」
奏太「どうしました?」
奏「あそこ!!私の兄弟よ♪奏太に会わすのは初めてよね?」
奏太「えぇ。お嬢様のご兄弟に会うのは初めてです。」
秀一「おっ!?かなっ……!?」
剛「!!!!!?」
二人は奏太を見て驚いていた……寧ろ睨んでいた(笑)
奏「お兄ちゃん!!剛!!」
奏は二人を見つけて走り出した
しかし
奏「っ…………」
奏は兄弟に会うのは久しぶり過ぎて2メートルの間をあけて立ち止まり、俯いてしまった
秀・剛「…………」
二人は思いだしてしまった。例え、兄弟であっても自分達は“男”なんだと
奏は留学するまでは身内の男は大体大丈夫だった。
しかし、留学をし、長い間顔を合わしていなかった事で今や1メートルまで入れるのは奏太のみとなっていた。
奏「………ごめん」
そう言った奏の声は震えていた
秀一「…大丈夫だよ」
奏「!?」
剛「前まで大丈夫だったんだから、またすぐ元通りになるよ」
奏「お兄ちゃん…剛……ありがと……‥」ニコッ
秀一「………所で、コイツは誰だ?」ゴゴゴ…
折角の良い雰囲気をぶち破ったのは長男の秀一だった
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