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奏「あ、紹介がまだだったね、奏太。」
奏太「初めまして、奏太と申します。奏お嬢様の執事をやらせていただいています。」
秀一「し……執、事?」
奏太「はい」ニコッ
剛「いつから…?」
奏太「お嬢様が留学してすぐ…ですかね」
秀・剛『!!!?…俺達が奏(姉さん)に会うのを我慢してたのに、こいつはぁ……!!』
シスコン兄弟は激しく嫉妬していた
奏「お兄ちゃん、剛こんなとこでいつまでも立ち話するわけにもいかないし、家に帰ろう?」
秀一「あ、あぁ。母さんが仕事を抜けられなくって家で首を長くして待ってるぜ!!」
剛「車、あっちに止めてある」
奏「お兄ちゃんの車?」
秀一「あぁ!!」
秀一は返事をしながら車のキーを見せた
奏「ふふ…お兄ちゃんの車に乗るのも久しぶりだから楽しみ♪」
奏が楽しそうに秀一と話してるのが寂しかったのか剛は2メートルギリギリまで寄って声をかけた
剛「早く…行こ?」
奏「あ、ごめんね。早く行こっか」
その後ろ姿を奏太は嬉しそうに、だけど寂しそうに笑んでいた。
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