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二人は自室(秀一と剛の部屋)で明日の準備をしていた
秀一「~♪……、あ」
剛「…どしたの?」
秀一「さっき、お前も聞いてたろ?奏が来週から男子校に通う、て」
剛「…心配だ」
秀一「そうだよなぁ…俺の可愛い可愛い奏が男子校にだぜ?そりゃぁ、毎日会えるのは嬉しいが……」
剛「兄貴のじゃない!!」
紫亜「あんた達は…まったく💧……だーいじょうぶよ」
いつの間にか二人の部屋に入っていた紫亜
秀一「なにが!?むしろどういう経緯でこうなってる!?」
紫亜「えーっと……秀一の学校にあんたの書類を届けに行った時に間違えて奏の転校届けも(笑)」
秀一「普通書類返されるだろ!?よく許可されたな!?」
紫亜「校長が面白いから許可したのよ」
秀一「校長……(殺)」
剛「兄貴、手伝うよ……(怒)」
紫亜「こらこら、だから大丈夫だってば。奏には男装してもらうから♪」
秀・剛「男装!?」
紫亜「だから大丈夫よ」
剛「……いやだ」
紫亜「決まった事だから。ワガママ言わないの」
秀一「…………………てか、俺の書類、てなんだよ?」
紫亜「え?………えーと」
秀一「?」
二人の後ろで、剛は紫亜の鞄をあさっていた
そして、一枚の紙を取り出した
剛「銀行の変更を承りました……」
秀一「は?」
紫亜「だってね、秀一は奏が帰ってきたら絶対お金の使い方が荒くなるから…先に占めちゃいましょう、と」
秀一「…!!!?」ガーン
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