ずっと、繋がって

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「………馬鹿、最悪」 ちゃぷん、とお湯が揺れる。 日付が変わり一際大きな絶頂を共に迎えた2人は一緒にお風呂に浸かっていた。 時刻は既に、夜中の1時。 綱吉は骸に抱えられる様な体勢でお湯に浸かり、とぷとぷと蕾から多量の白濁が溢れてしまうのを感じながら後ろで苦笑いする相手を強く睨んだ。 「ばか…明日学校どーすんの」 「休めば良いじゃないですか。そうしたら今年の君の誕生日が独り占めできます」 「おまっ…それが目的かよ!」 「さあ、どうでしょうね」 ブツブツと悪態を付いては見るものの惚れた弱味とは厄介な物で、嬉しそうな顔をする恋人を見ればもう全てどうでも良くなってしまう。 暖かい腕に包まれ背を預ければ疲れ切った身体は直ぐに睡魔に襲われる。 船を漕ぎ始めてしまった綱吉に気付いた骸は溺れてしまわない様にとしっかり抱き締め、ちゅっと耳元に口付け囁きを洩らすと静かに瞼を伏せさせた。 (Buon Compleanno) 「大好きです、綱吉くん」 -091014-
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