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「びっくりさせんなよ、全く」
「ええ、大成功です」
俺は文句を言っていると言うのにコイツときたら。
じろりと睨みを利かせてみてもまるで効果は無い。逆に俺の視線に気付いた骸にニッコリと微笑みを向けられてしまえば俺が視線を逸らす他ない。
(…骸の顔は、いつまで経っても慣れない)
「それはそうと綱吉くん、今日は僕の家に泊まって下さい」
「は!?せ、選択肢無いの!?」
「ええ。一緒に面白いゲームをしましょう?」
「ゲーム……?」
「はい。」
突然の提案に困惑しながらもゲーム、と言う言葉が気になりおずおずと頭を上下に振ってしまう。
どんなゲームだと聞いてみても来てからのお楽しみだとしか骸は教えてくれなかった。
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