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「もうやだ、やだや、ぁっ!きゃうんっ」
過ぎた快感に休む間もなく長く長く続けられた情事。
意識を飛ばそうにも突っ込んだままの雄は直ぐに力を持ちそれが引き抜かれるだけで敏感になった身体は電流が走る様な感覚に襲われ、蕾は自身を逃さまいときゅうきゅうと入り口を引き締め綱吉の意志とは反対の動きをする。
何度も何度も最奥に熱く粘り気のある白濁を注がれ綱吉の下腹部は妊娠したようにぽっこりと膨れている。
それに気が付いた骸は掻き出すのも楽しみだなと妖しく笑みを浮かべ、その表情を見た綱吉は背筋をぶるりと震わせた。
今度は背面座位で小さな綱吉の身体は赤黒い雄を咥えこみがくがくと上下に身体を揺すられる。
下腹部の下ではばちゅんばちゅんと肌がぶつかる音がしそれに聴覚が刺激された綱吉は思わず蕾がきゅんと甘く締まりリアルに自身の形を感じてはまた声を上げる。
2人の視線の先は始めに骸が見せてきた小さな時計。涙で視界がぼやけはっきりと秒針は見えないが他の針は見える。
あと数分になったところで綱吉は無理に振り返り苦しげに眉を寄せる骸にキスを強請り。
それに応じる様に骸は乾いた自分の唇と唾液で濡れる唇とを重ね、くちゅりと舌を絡ませながらもずぶずぶと抽挿を繰り返した。
「はっ、んああっ…あ、もうだめ、ひぃあああっ!」
突然唇を離したかと思えば掠れた嬌声を上げイヤイヤと頭を左右に振り髪の毛を乱す。
抱えていた内腿がビクビクと震えまた絶頂が近い事に気付いた骸は容赦なく突き上げを早め、貪るように首筋に口付け赤い花弁を散らして行った。
カチリ。
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