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ドスｯ！
ドスッ！
足音はどんどん近くなる
「うるせぇーなぁー」
朝から何なんだよ？
誰か暴れてんのか？
まぁいい
と思い牛乳が入ったグラスを
取り飲もうとすると
「いってぇー」
後ろから握り拳だろうか？
力任せにたたかれ
叩かれた衝撃で牛乳が
顔面におもいっきり
かかってしまった
「冷たてぇ！何すんだ！」
後ろを振り返り殴った？
であろう人物に俺は怒鳴る
「冷てぇ！じゃねぇだろ？てめぇは？舐めてんのか？」
と俺以上の大声で怒鳴る人物こそ
大の苦手の野郎
親父
親父は上半身裸で鬼の様な形相で
俺を鋭く睨みながら
「また、てめぇは
学校に行ってねぇのか？」
（はっ？何でバレてんだよ？？）
後頭部がいてぇ
どんだけだよ！馬鹿力が！
親父は生粋の職人
身長は１７０位なのだが マジでガタイがいい
お前はﾌﾟﾛﾚｽの入門生か！
って位に
俺はいきなりブン殴られたのと
朝から牛乳塗れにされたので
「うるっせぇな！
赤点も取ってねぇし文句ねぇーだろ？」
と咄嗟に言ってしまった
言った後に
「はっ！！」
と思ったが
時、既に遅し………
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