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東「最初から居た様だな…」
白兎から言われた言葉に心臓が跳ね上がった。
それを見ていた皆は何だか悲しそうな表情をしている…
誰なのかバレているのだろうか…?
紅「嫌でもわかる」
蜜「えっ!?マジかよ…」
自覚した途端、顔がとんでもなく熱かった。
チラッと彼を見たが無言で全く気付いていない様子だ。
一樹「ずっと見ていたらそれぐらい気付きますよ…仕方ないからここは退散するしかありませんね…」
聖「ちぇ~…折角いいところビデオに納めようと思ったのに~…」
由「とりあえず…お邪魔にならないようにしなきゃね!」
東「由比…落ち着け」
聖夜の手を引っ張って無理矢理出口まで引き摺っていた。
蜜「由比……」
由「いいのいいの!私は蜜の幸せを願ってるからさ!んじゃね!」
バタンッと音を立てて聖夜と由比は扉の向こうへ消えて行った。
陸「わかってやれよ…普段は女っぽいけどお前のことはかなり好きだったみてぇーだし」
紅「うっさいぞ陸、帰るぞ!!先輩方も!」
バタンッ
「え…と…?」
残った一人が今さっき私が好きだと自覚した人であって…
今まで気付かない彼も漸く二人しかいないこの空間で意味を理解したはずなのだが未だに言葉を喋ってくれない
どうしよう。
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