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そして、父と母が座るテーブルに腰かけた。
蜜「…んで、朝早くから起こしたから、さぞや一大事なんだろ?もし、どうでもいい事だったら……殺す。」
全く無表情で物騒な言葉を平気で言ったが、それは冗談じゃないと分かる程…
殺気立った空気だったから。
母「…あっあたりじゃないの、蜜の一大事よ!」
自分の殺気に全く動じない母を見て舌打ちをする
一大事のことを考え始めた…が、
まったく身に覚えない。
蜜「…!!」
はっ!と気付いて母を見た。
《もしかしたら…、若気の至り?でやっていた暴走族がバレている…?》
殺気に当てられてニコニコしている二人からは何の手掛かりも見つからない
それ故か、蜜はまだスッキリしない頭の中で可能性がないとも限らないと考えている。
母「実はね…」
蜜ママがいきなり切り出したと思ったら、真剣な目で見詰められている。
内心ひやひやしていた。
《ついにバレちゃうのか…》
自暴自棄になっているが、バレた代償として何か代わりになんかとんでもない条件出してくるはず…、
それが物凄く嫌だったりする。
そんな焦る蜜を他所に、
母がとんでもないことを口にする…
母「今日からお兄ちゃんが理事長をやっている
学校に入って貰うわよ♪」
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