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その日からパパは家に帰って来る事は無かった。
パパは会社を辞め私とママを捨て姿を消した。
私はその時から笑う事が出来なくなった。
ママ『私の体が弱いから、きっとパパは疲れたんだわ。愛美ちゃんに迷惑かけてごめんね』
私『私は一度も迷惑なんて思った事ないよ!そんな事言うママも私達を捨てたパパも大嫌い』
私は泣きながら家を飛び出し、気持ちが落ち着くまでただ街中を歩き回った。
暫くして家に戻ったが、ママと顔を合わせる事は無かった。
いつしか私は、周りの大人を信じられず嫌う様になっていた。
そんな時に琉菜と憲吾に出会い一緒に居たいと思った。
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