『ハロウィン』

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今作はホラー映画の巨匠ジョン・カーペンターが監督した作品で、監督は低予算での制作を断言。 実際に30万ドルで完成させたのだ。 劇中にある独特の音楽も監督が自ら担当している。 しかし、この映画は血みどろではない。 ではなぜこれほど有名な作品になったのか? それはこの映画にある一つのジャンルが確立されているらである。 それは“決して死なない殺人鬼”である。 クライマックス、無差別殺人を止めないマイケルは、最後にルーミスによって射殺されてしまうが、マイケルの死体は跡形もなく消えてしまう。 死なない殺人鬼の出現で、観客に言いようのない恐怖を与えるという効果をもたらしたのだ。
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