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何やら話し声が聞こえるが、壁越しなのでよく聞き取れない。
次の瞬間、その部屋の扉が開いた。
中から二人男が出てきて、俺を見つける。
「いたぞこいつだ。」
「ぶっ殺せ!」
男達は銃を抜く。
その一瞬の隙に俺は近くの物陰に身を隠した。
ここで疑問が二つある。
一つはなぜ急に笑い声がしなくなったのか。
もう一つはなぜ俺がいることに気づいたのか。
5・7ピストルにはサイレンサ―をつけていたから二階には聞こえないはずだ。
そしてここまでに監視カメラは見当たらなかった。
こうなると考えられるの一つ。
誰かが俺がここに侵入したと伝えた。
この線が一番あり得る。
「出てこいやコラァ!!」
「さっさとくたばりやがれ!!」
とりあえず、あの汚い二人組を殺すことにした。
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