デザートイーグルを構えた女

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「誰かから連絡うけただろ。そいつの名前をいえ。」 俺は男にそう言った。 「へっ、誰が言うかってんだ。こう見えても俺は口が…。」 バンッと俺は男の膝に発砲した。 「ぎ、ぎゃあああ!!」 「早く言え。俺はそんなに気は長くない。」 また質問する。 「あ、赤城って人だ。」 今度は答えた。 なんとなく予想はしていたので、あまり驚きはしなかった。 「赤城…。」 俺の人生をブチ壊した一人。 「他に知っていることは?」 さらに質問する。 「も、もう俺はなにも知らねぇ。本当だ、しんじてくれ!」 すっかり涙目になっている。 俺は利用価値のなくなった男の眉間に再度照準する。
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