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「もしもし。」
「こちら西賀。アクシデントがあります。」
「どうした?」
「誰かに『仕事』を見られたかもしれません。」
「本当か!?」
「はい。気配を感じました。」
「そうか、ならば大至急そいつを探さなければ。」
「すいません。」
「謝るのは後だ。」
加治さんには本当に感謝しなければいけない。
とりあえず俺は『仕事』場をあとにした。
自宅へ帰った俺は風呂へ入る。
そして丹念にからだの隅々まで洗う。
先程『仕事』をしたばかりなので、丹念に洗わないと血と硝煙の臭いが抜けないのだ。
風呂から上がった俺は服を着て布団へとむかう。
『今日はなんだか疲れた…。』
そこで俺の意識は闇へと落ちた。
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