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僕はその言葉が、辛かった。本当は一緒に居たいのだから。
ただ、もうこんな風に生き続ける事が出来なくなっただけだ。
それも、自殺を望んだ果ての話。
別に身体が病に冒されていると言うわけではない。
けれど決定的に損なわれている。
想像力を失ったのだ。
使い果たして、あるがままの世界以外を見ることが出来ない。
或いは当たり前の生き方にシフトしようとしているのだろうか。
少なくとも僕には耐えられそうにない。
君と居られたとしても、どこかで願ってしまう。
この現実からの逃避を。
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