現代のファウスト

2/2
119人が本棚に入れています
本棚に追加
/89ページ
「あいつがあの天才か」 そいつはいつもそう言われ続けた。       創螺 智深(そうらともぶか)         それが天才の名だった。しかしそれを知る者は少ない。 彼はただ、畏怖の念を込めて 『現代のファウスト』 そう呼ばれていた。
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!