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近くにいたシルラは、 「はい、こちら創螺研究室」 「何でお前が出るんだよ」 そう創螺に突っ込まれた。 しかし、 「創螺教授」 シルラはやけにシリアスな顔と声で告げる。 「妹さんが誘拐されました」 そう告げたその声は震えていたが、その攫われた女の兄は 「俺が教授就任して二年、これで六回目だな。また凶也にでも協力してもらうか」 苦笑いで、そう言った。
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