天才たる所以

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「まあ犯人は捕まりましたよ。でも、なんで何も調べていないのに解ったんですか?」 そう、創螺はあれから動物を一匹部屋に持ち帰っていただけだった。 「あの部屋には何人も目撃者が居たはずだが?そいつらの一人に聞いただけだ」 「誰ですか?それは?」 「ボクダヨ」 「は?」 その声は足元から聞こえ、そこにいたのは一匹の猿だった。
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