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家を出て、ハインゼルの森へ向かうトキオ。
トキオ「さぁぁてと。さっさと森に住み着く魔物共を退治して家に帰って寝るかぁ~」
トキオはそう言い森へ向かう。
その時だった。
石に躓き転けるトキオ。
トキオ「あっうぉ!!」
トキオは転ける。
転けた時に目の前に男性が居た。
???「…………おい。大丈夫か?」
男性はトキオに手を差し伸べる。
トキオ「えっ?あ、ああ大丈夫。ありがとっと。」
トキオは男性の手を借り立ち上がる。
トキオ「俺はトキオ。トキオ・アグレイシアだ。あんたは?」
トキオは男性にそう言った。
???「アグレイシア!?するとお前が!!」
男性はアグレイシアとの名前に反応する。
トキオ「えっ?」
???「いやなんでもない…………オレの名は睦月。霧咲 睦月だ。」
男性は睦月と名乗った。
トキオ「キリサキ ムツキ?名前からしてあんた異国の人間か!?」
異国とはデストラクションの世界に住む中でも、神々の戦争があった1000年前に出来たと言われる。
睦月「…………帝国からの通行証なら既にもらってある。」
異国の人間が帝国領土に来る時には通行証が必要となっている。
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