†序章†

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トキオは自分の部屋の扉が開いていた為、玄関まで吹き飛ばされた。 トキオ「い、いてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!な、なにすんだよメデス!!」 トキオは立ち上がり、下の階まで下りてきたメデスに近寄る。 メデス「だれがばけものぉよ!!だれがっ!!」 メデスは怒っている。 トキオ「そんなこと俺言ったけ?」 メデス「もろに言ってたわよ!!」 トキオ「…………言ってた?」 メデス「…………もう良いわよ…………」 トキオ「てかお前のせいでなんの夢見てたか忘れたじゃないかっ!!どうしてくれるんだよっ!!」 トキオは怒り狂うがメデスのビンタにより落ち着く。 トキオ「ぐはっぁ」 メデス「怒りたいのはこっちよ鈍感野郎!!てか別に夢なんか忘れてもなんも問題ないでしょうが!!」 トキオは確かにメデスの言うとおりだと思い落ち着く。 トキオ「いやごめんメデス。ちょっと気になる夢だったような気がするから。てか鈍感野郎てなんだよ!!」 メデス「はぁ…………もういい…………」 (トキオはこんなに可愛らしい、あたしが居るのにどうして…………あたしはこんなにトキオのことを) トキオとメデスは一緒に暮らしている。 メデスの父ゴードンと母エレンに拾われたトキオはアグレイシア家で住みハイゼンル村で暮らすことになった。 トキオは自分が捨て子だったてことは知らない。 メデスはゴードンに聞かされており、兄ではなく、恋愛対象として見ていた。
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