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キーンコーン カーンコーン~♪
今日もまた6時間目の授業が無事終わった。
真美「数学とかきらぁ-い..」
あっ.....美月!!
今日部活休むね?ごめんっ」
美月「なんでさぁ-?
あと少しで部活引退なんだから頑張りなよぉ-っ。」
真美「ずる休みじゃないの!!
今日から少しの間だけ親が2人とも出張でさぁ…。」
美月「…ならしょうがないか」
美月はしぶしぶわかったと言い
手を振りながら
教室をでていった。
そして雪奈にも言おうとしたのだが…
雪奈は相変わらず、
先生に勉強の質問をしていた。
かなり忙しそうだったため、
言うのをやめた。
真美には雪奈が数学の呪文の話しているにしか聞こえなかった。
(※ただの数学の公式)
真美「さっ。帰ろっと..」
真美は教室から出ると駐輪場まで小走りで行き、
さっさと自転車をこいで、
鼻歌を歌いながら1人で帰った。
そして家にあっという間に着いた。
真美「はぁ-…。」
真美は自転車のカゴから重い鞄を取り出し、
制服のポケットから家の鍵を取り出し、
鍵で扉を開けた。
真美「ただいまぁ-」
家からは勿論何も返事はかえってこない。
真美「今日の晩御飯何にしよっかなぁ..
パスタにしよっかなぁ-?
私の大好物だしっ♪」
真美はひとりでそう言うと、
重い鞄をソファーに投げ出し、
床にへたりこんだ。
真美「はぁ…
あっ。
着替えなきゃ..
今日は思い切って家の倉庫ん中掃除するんだった..
」
真美はそう言うと、
真美の部屋は二階のため
階段を駆け上がり
自分の部屋に入ってさっさと着替えた。
真美「よしっ!!バッチリ♪」
真美は可愛いピンクのエプロンを身につけて、
マスクもつけてまさに本格的だった。
真美「この前のインフルエンザの時のマスクが残ってて良かったっ♪」
そして真美は倉庫にホウキを向けて
真美「ぅおぉぉ-っし!!」
と意味のわからない気合いを入れると、
倉庫の扉を勢い良く開け、
電気をつけた。
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