639人が本棚に入れています
本棚に追加
真美「何?ハト時計って…
古っ!!!!」
真美はとりあえず
さっき水で湿らせておいたタオルで
ほこりまみれのハト時計をささっと拭いた。
ほこりを取ると
それは赤い屋根をしていて、
可愛らしい時計だった。
真美「あれ?案外可愛い((笑
…私の部屋に飾っちゃおっかなぁ-♪」
そして真美は全くもって倉庫の掃除は忘れ
そのハト時計を持って、
自分の部屋へ行き、
壁に釘で少しだけ穴を開け、
すぐさま壁にかけてみた。
真美「うんっ完璧っ!!
..あっ。
もうすぐ5時だっ
てことは..」
真美は突然、
ハト時計のハトが動くのを今見たくなり、
5時になるまで少しまった。
ジジー……
真美「あっ!!動いた動いたっ♪」
そしてそのまま真美は
笑顔でハトを見ていた。
ハト(時計)「パッポ……
パッポ………
パッポ………
パッポ………
パッポ…」
真美は5回目のハトの声を聴き終わり、
なぜか感動していると
いきなり時計の針が早く動き出した。
真美「え!?くるった!?」
真美は少し引き気味で
そのハト時計を見つめていた。
…するとハト時計のハトが勢いよく飛び出し、
真美のエプロンをつかまれられた。
真美「はぃ!?」
そのとたん真美は
ものすごいスピードで
時計の中に引き吊り込まれてしまった。
真美「わぁっ!!何々!?
しかも落ちてる!!
落ちてるって!!
ちょっと!!
マジで落ちてるって----!!
てかなんで三回言ったんだ-!?
ギャー!!
あっ!!
もうすぐ底に着くっ!!
てか底じゃなくて---!!
まず今ここどこオオォォォ---------」
もう真美の頭の中は
真っ白になっていた。
そして……
底にある光につく瞬間
真美は目をつぶり、
歯を食いしばった。
真美は
ガァラガァラバァリバァリガッシャァアン!!!!!
…という効果音で底に落ちた。
真美は一瞬、
何かの上をすべった感覚がした。
真美「いったぁ……
ここどこぉ?
つぅ-かハト時計ん中広すぎだろ…おい」
真美がゆっくり目を開けると…………………………
真美「……は?」
真美の目の前には信じられない光景が広がっていた……。
真美の目の前には..
真美「千年伯爵ダアアァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
最初のコメントを投稿しよう!