Prologue

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「クッソ!何で目覚まし鳴ってたのに起きないんだよっ!!」 遅くなったが俺の名前は"洲崎 翔"(スザキショウ)。現在鹿高校3年生。 普段遅刻は常習犯な俺なのだが、ある奴と"先に遅刻した方は千円"というまたまた変な勝負している。 学校には到着したものの、時刻は8:53。 頑張りのかい無く、遅刻だった。 小屋に自転車を止めて、廊下を走った。 実は教室に行くには職員室を通過しなければならない。 学校の設備に不満を唱えながらも何なく通過する事が出来た。 すると前の方から女子が歩いて来た。しかし、よくある事。気にせず、すれ違うつもりだったが、 「すいません。職員室って何処ですか?」 変な質問に訳が分からなくなったが、 ショウ「そこだけど」 と指を指して言うと、ありがとうございます。と一礼して歩いて行った。 これが始まりなのかもしれない。
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