夢の先に

転校生

そんな話はさておき､俺は先生が来ていない事が気になった。

ｼｮｳ｢ってか､先生まだ来て無いのな～ 儲け儲け♪｣

ﾏﾘｴ｢何か転校生が来る～って噂になってたから､多分そのせいじゃない?｣

ｶｽﾞﾔ｢おそらくは女神みたいな…俺らは目も開けられない女性なんじゃないかぁ～!?｣

ﾏﾘｴ｢まだ女と決まった訳じゃあないでしょ～が!男だったらどうすんのさ?｣

ｶｽﾞﾔ｢男だったら……そうだな…俺の子分だな!ハッハッハッ!｣

そんな会話を尻目に､俺は自分の席に戻った｡

ｶｽﾞﾔ｢あっれぇ～翔!何で席に着くのさ～!まだ話そうぜ?｣

ｼｮｳ｢自転車の疲れでだるいんだよ｡｣

カズはチェッと言葉を発して真理恵の方を向いてまた会話をしているようだった｡

その直後､教室のドアが開いた｡