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そこには先生が立っていて、カツカツとスリッパの音をたてて、教壇に上がった。
ちなみに先生の名前は『馬場崎 慎二「ババサキ シンジ」』ハンサムで、生徒からの信頼もあつく、面倒見が良い。まさに欠点無しの男。
シンジ「え~今日は、誰かから聞いたかも知れないが、転校生がウチのクラスに入る事になった。」
噂の通りでクラス内はどよめきを隠せない。
そんなどよめきを掻き消したのは何をやっても目立つこの男だった。
カズヤ「先生!我は貴方殿に質問を申したてぇ~る!」
シンジ「お前はいつの時代の者だよ?…まぁいい、何だ?」
カズヤ「その転校生とやらは…美男子でありますか?それとも女子(おなご)でございますか!?」
シンジ「よかったな~和也。女子でござる。」
カズヤ「女神様あああああああああああああああああ!!」
そう言ってカズはぴょんぴょん跳ねていた。
他の男子もカズまで…とはいかないが、ヒートアップしているようだった。
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